2025.02.25

FOMO(フォモ)って何?

「SNSを見ていると、みんな楽しそう…」「流行に乗り遅れたくない…」「誘いを断ったら後悔しそう…」こんな気持ちになったことはありませんか? それは「FOMO(フォモ)」という心理現象かもしれません。FOMOとは「Fear of Missing Out(取り残されることへの不安)」の略で、「自分だけが楽しいことを逃してしまうのではないか」と感じる気持ちを指します。特にSNSの普及によって、多くの人がFOMOを感じやすくなっています。

FOMOの影響で疲れてしまわないようにするには、どうすればいいのでしょうか?今回は、FOMOの正体と、上手に付き合うための4つのステップを解説します!

① FOMOとは?「みんなが楽しんでいるのに、自分だけ…」という不安



FOMOは、「自分だけが何かを逃しているのでは?」という焦りや不安を感じる心理現象です。特に以下のような場面で感じやすくなります。

SNSで友達が楽しそうな投稿をしているのを見ると、なんだかモヤモヤする
誘いを断った後、「行けばよかったかな…?」と気になってしまう
流行の映画や音楽、イベントに乗り遅れたくないと感じる
FOMOは決して悪いものではありませんが、過度に感じると「本当にやりたいこと」がわからなくなったり、不安やストレスを生む原因になります。

② FOMOを感じやすい人の特徴とは?



誰でもFOMOを感じることはありますが、特に以下のような人は強く影響を受けやすい傾向があります。

SNSを頻繁にチェックする人(他人の楽しそうな投稿を見てしまう)
決断に自信が持てない人(「本当にこれでよかったのかな?」と迷いやすい)
人付き合いを大事にする人(断ることに罪悪感を感じる)
トレンドを常に追いたい人(流行に乗り遅れることが怖い)

FOMOを感じやすい環境にいると、気づかないうちに不安やストレスが蓄積されてしまいます。

③ FOMOとうまく付き合う方法!「JOMO(ジョモ)」の考え方



FOMOを和らげるためには、**「JOMO(Joy of Missing Out)」という考え方を取り入れるのが効果的です。JOMOとは「何かを逃しても、むしろ楽しむ心を持つこと」**を意味します。

「あえてSNSを見ない時間を作る」(比べる時間を減らす)
「自分が本当にやりたいことに集中する」(流行よりも、自分の気持ちを優先する)
「断った後悔ではなく、選んだことに目を向ける」(やらなかったことより、やったことにフォーカス)
「みんながやっているから」ではなく、「自分が本当に楽しいと思えること」を大切にすることが、FOMOに振り回されないポイントです。

④ 「自分軸」を持つ!FOMOに負けない考え方



最後に、FOMOを減らすために意識したい考え方を3つ紹介します。

「みんながやっている=自分にとって必要とは限らない」
→ 他人の選択ではなく、自分の価値観を大切にしよう。

「SNSの世界はあくまで“切り取られた部分”」
→ 誰もが楽しい瞬間だけを投稿するもの。現実のすべてではないと意識すること。

「本当にやりたいことをリストアップしてみる」
→ 「自分にとって大事なこと」を書き出すことで、他人に左右されにくくなる。

流行や周りの状況に流されず、「自分の人生をどう楽しむか」を意識することが大切です。

FOMOは、多くの人が無意識のうちに感じている心理現象です。でも、他人の楽しそうな姿を見て焦るよりも、「今の自分が本当に楽しめているか」を大切にすることが、心の豊かさにつながります。FOMOを手放して、自分らしい幸せを見つけてみませんか?



Aliceホームにもどる
※当サイトの記事を引用・転載する場合には必ず、引用・転載元となる記事への有効なリンクを設置してください。
次のページ