北極星

日向先生のブログ

日向(ヒナタ)先生

< 前の記事へ

一覧

次の記事へ >

北極星

2024.12.09

北極星に対する信仰の起源は、古代バビロニアだという説があります
中国の道教で北極星は北辰と言われていて、天皇大帝という最高神にあたります
仏教と習合して、北極星は妙見菩薩になり、お寺でお祭りされることになりました
神道では、天御中主神としてお祭りされていたりします

私が生まれた家は、北辰、すなわち北極星を祀った神社の氏子でした
父は総代を務めたこともあります
子供の頃、自転車に乗ってたまに遊びに行くところで、特にご縁は感じていなかったのですが、かつて住んでいた家が取り壊しになり、地元に誰も住んでいない今となっては思うところがあります
どうして、西洋占星術に興味を持って研究してきたのか、占いの方向に行ったのか、それはそういう星の元に生まれたのでしょう
ホロスコープの出生図ではポラリス(北極星)は第九ハウスにあるんですよね
第十ハウスのシリウスはMCとオーブが1度なので、シリウスの方が高い位置にありますけれども、生まれた家から言うとポラリスの方が縁が深いです

1万3000年前は、地球の歳差運動で、現在の北極星の位置には琴座のベガがあったそうですが、今後、1万1000年後には、またベガが現在の北極星の位置に戻っているというんですね
気の遠くなる話ですが、織姫といわれるベガと北極星のポラリスの関係は不思議
道教では天皇大帝は、男性なのですが、時間の流れによっては、織姫が天皇大帝の位置にくるとは!
そういえば、則天武后が皇帝になった時がありました
女性が男性しかなれない皇帝になれたのは、仏教勢力の力だと昔読んだ本に書いてありました
妙見菩薩が北極星で、星を信仰するという形態がはぐくまれていったのでしょう
この歳差運動によって、北極星はいくつかの星が交代して、また戻ってを繰り返しているわけです
星の世界は、面白くて神秘的で興味が尽きませんね

北極星

日向(ヒナタ)先生

プロフィールはこちら

< 前の記事へ

一覧

次の記事へ >

日向(ヒナタ)先生の最近の記事

2025.05.26

時の流れにかける橋

2025.05.25

土星と牡羊座

2025.05.24

木龍

2025.05.22

出会いのカルマ

2025.05.21

双子座の風

他の先生の記事

2025.08.03

8月3日 未来が決まる1日目

うの

うの

2025.08.01

『日光海水、花火浴』

朱美(アケビ)

朱美(アケビ)

2025.07.31

第116話

マリア

マリア

2025.07.31

余裕がなくなるとき、心の器も揺れている

祈星来(キララ)

祈星来(キララ)
ブログ一覧にもどる