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2024.10.06
自分を責める気持ちは、まるで渦のように深みに引きずり込まれることがあります。
それは、過去の出来事に対する怒りが、自分自身に向けられてしまい、心の奥底に残り続けているからかもしれません。
このことについて、前回のブログでお話ししました。
「自分を責めないようにしよう」「もっと自分を肯定しよう」と意識していても、なかなか簡単にはいかないのは、怒りの構造がわかりにくくなっているからだと思います。
もし今も自分を責めることが多いなら、心の奥底に隠された本当の気持ちに気づいていないのかもしれません。
[過去の自分に向き合う]
過去の自分に戻り、その時の感情を思い出してみましょう。
幼い頃、誰かに甘えたい、認めてほしい、愛してほしいと強く願っていたはずです。
しかし、その願いが叶わず、代わりに怒りや悲しみを感じたかもしれません。
「なんでこうなの?」「これが嫌だったんだ!」と、心の中で叫んでみましょう。
そして、その感情を全身で感じてください。
大人になった今だからこそ、過去の自分に優しく寄り添い、その素直な気持ちを認めることができます。
理想的には、感情を爆発させたり、身体で表現することです。
【感情を表現する難しさ】
しかし、私には感情表現が苦手でした。
大人になってからも、過干渉な環境で育ち、感情を外に出せずにいたのです。
自分の感情を表に出すことに抵抗があるのは、これまで我慢し続けてきた証拠だそうです。
医師の判断で入院が決まったとき、両親に言われた言葉は一生忘れることのできない出来事です。
「入院なんてしなくても、家でゆっくりしたらいいじゃないか。家がいちばんいいに決まってる。それに、お前がいなくなったら、この家の中はどうなるんだ?」
この言葉がきっかけで、「自分は子供だから〇〇しなければならない」という気持ちを断ち切ることができました。
安心して1人になれたのは、心身共に限界を迎えて入院した時でした。
【心の整理】
入院中、医師に心の整理を手伝ってもらいました。
この作業は、現在の大人に対して過去の感情をぶつけるのではなく、自分の心の奥底に残っている「あの頃の大人」と「あの頃の自分」に向き合うものです。
できるだけ過去の順番で思い出し、その時に言われたこと、感じたこと、本当に言いたかったことを紙に書き出します。
書いた後は少し恥ずかしくても、書いた分だけ小声で読み返すことも勧められました。
何度も読み返して心が落ち着いたら、封をして医師に渡します。
この作業を1ヶ月続けるうちに、自分がどれほど頑張ってきたか改めて気づかされました。
「自分って偉かった。よくここまで頑張った」と、素直に自分を褒めることができるようになったのです。
退院時に返された手紙は迷わずゴミ箱に捨てました。
【過去の感情を受け入れること】
過去の感情と向き合い、それを受け入れることで、心の負担から解放され、「自分を受け入れる」という新しい章を自然に考えられるようになりました。
心理カウンセリングや占術の勉強も始め、友人と出かけたり、美容に関心を持ったりするようになりました。
納得できないことには説明を求めたり、断ったりするなど、自分の気持ちを正直に表現できるようになったと感じます。
過去の自分を受け入れることは、今の自分を大切にすることなのだと思います。
そして、それは未来の自分へと繋がる、とても大切な一歩です。
【スピリチュアルな視点から見た心の浄化】
スピリチュアルな視点から見ると、この経験は心の浄化のようなものです。
過去の傷を癒し、心の奥底に眠っていた光を呼び覚ますことで、より自分らしく生きることができるようになります。
私も皆さんも、完璧な存在ではありません。
過去に様々な経験をし、傷つき、成長してきました。
そのひとつひとつの経験が、今の自分を形作っているのです。
自分を責める気持ちに苦しんでいる方は、ぜひこの方法を試してみてください。
封入した手紙は信頼できる人に預かってもらい、時期が来たら処分するのも一つの方法です。
過去の感情と向き合い、それを受け入れることで、心の安らぎを取り戻し、より自分らしく生きられるようになるでしょう。
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