『薫々 くまりん』

朱美先生 日々あけび

朱美(アケビ)先生

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『薫々 くまりん』

2026.04.01

四月になりましたね。

花冷えの日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お花見やちょっとしたお散歩で桜を愛でる時に『クマリン』の存在を知っていただければ、春の楽しみが少し変わるかもしれません。


杏仁豆腐
シナモン
トンカビーンズ

これらに共通するのが『クマリン』という成分です。
まろやかな甘みを感じる優しいパウダリーな香りがします。
桜餅の香り、といえば「あれね」と思い当たるかと。
香りの元は塩漬けの葉。
桜の花にも含まれますが、主体は葉に天然の芳香化合物『クマリン』が含まれているのです。

生物活性としては抗菌作用、エストロゲン様作用(女性ホルモン様作用)、光感作促進、血液抗凝固剤ヘパリンほどの効果はありませんが、血液サラサラ作用もあります。

古代エジプトではミイラ製作に防腐剤としてシナモンを塗布していたという記録があり、他の芳香材料も同じく古くから人々に重宝されてきました。
梶井基次郎の短編小説『桜の樹の下には』の有名な冒頭も思い出されますね。

その香りのスピリチュアルな作用としては、鎮静効果、若返り効果、睡眠促進、金運上昇、邪気祓い、招福、結界、などに効果があると言われています。
ポジティブで強力な効果があると信じられています。

高用量・長期摂取すると、その毒性に要注意なのですが、香りとしてヒーリングや浄化にはピッタリの『クマリン』。
実は、咲いている桜から香りはしません。
樹木と繋がっている生花はブドウ糖と結合し重く空気中に揮発しないのです。
落花した時から、ブドウ糖から切り離され、分解の過程で『クマリン』が生成され香りを放ちます。

明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
親鸞聖人

散る桜 残る桜も 散る桜
良寛和尚

上記の句のように、桜の花は儚く諸行無常の代名詞として詠まれることが多いですが、桜の香りを堪能できるのは散ってからです。

つまり、ご多忙で満開までにお花見に行けなくても大丈夫。

むしろ、散ってからが本番です。

ゆっくりのんびり、春の恵みをお鼻で楽しんでみてはいかがでしょうか。


朱美 拝

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